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日本陶磁芸術学会東京藝大支部  - JSCA-TUA

支部活動紹介1:陶芸を通した交流で人生をより豊かに

日本陶磁芸術学会東京藝大支部(JSCA-TUA、以下藝大支部)では、東京藝術大学陶芸研究室とのコラボレーションにより、陶芸教育や作陶活動、陶磁芸術交流を展開しています。 藝大支部は東京藝大陶芸研究室主催の東京藝大公開講座の受講経験者から構成されていることが特徴です。同講座は2000年から始まり、今年で15回目を迎えました。受講生の多くが藝大支部に入会し、現在115名の会員を擁するまでになっています。 まず、東京藝大公開講座についてご紹介しましょう。まったくの初心者から、公募展に出品して受賞経験のある方、陶芸教室を主宰している方まで、受講生はさまざまです。最近では、初級・中級・上級の3クラス(それぞれ5日間)が組織され、たとえば初級と上級は同じ日程・教室で手びねり組と轆轤(ろくろ)組に分かれて開催されるなど、楽しく陶芸に親しむことができるよう工夫が凝らされています。もちろん、陶芸研究室の教員が指導者となり惜しみなく技術を受講生に公開し、さらにそれを研究室の若い先生方と大学院及び学部の学生たちが手を取って技術指導をしてくださるのは大きな魅力です。昨今、国立大学をはじめとする高等教育機関の社会貢献の役割が重視されていますが、同講座も「東京藝術大学では、本学の教育,研究を広く社会に開放し、社会人の芸術に関する教養を高め、芸術文化の向上に資することを目的として、公開講座を開講します。」との趣旨を掲げ、受講生の対象を広げています。受講生の学歴、経験の有無、性別は不問です。 (過去の講座のテーマはhttp://www.geidai.ac.jp/general/extension_lecture でご覧いただけます) さて、陶芸研究室の先生方のオープンかつ優しい指導に触れ、また公開してくださる洗練された技術を享受して、さらなる活動の継続を期待されるのは必然の成り行きでしょう。藝大支部のさまざまな交流行事(懇親会)の中でも特に重要な位置づけとなるのが、東京藝大公開講座(陶芸)の最終日にある講評会終了後の藝大支部会員との合同懇親会です。ここで多くの受講生の方々が藝大支部入会に関心を示してくださいます。このほか、藝大支部は陶芸研究室のお世話になりながら毎年種々の活動を企画実施しています。主なものは、学会研究会、展示会、国内・国際研修旅行と、これら3つの活動の締めくくりと種々の機会ごとに企画される懇親会です。このような交流の場では、指導してくださる先生方とお手伝いいただく大学院・学部学生さんたちを囲み直接お話しができ、参加者同士の情報や意見交換をしながら大いに刺激を受けることができます。いささか古い表現ながらまさに同じ釜の飯を食う仲間になる機会と言えるでしょう。 東京藝大公開講座は藝大の事業で藝大支部が主催するものではありませんが、陶芸研究室との緊密な連携・協力のもと、藝大支部会員の作陶活動の原点と継続的な啓発・交流の場を提供するものと位置づけています。受講生は希望すれば支部に無条件で入会することができます。初心者、ベテランを問わず、陶芸藝術交流のコミュニティーライフを楽しんでいただきたいと願っています。 情報技術が世の中の主流になり、芸術や文化の領域はいささか肩身の狭い思いを強いられているようにも思えます。そのような時代だからこそ、豊かに生きるためには創造や交流といった営みがますます重要になってくるでしょう。陶芸は、アジアをはじめとする諸外国・地域と交流する上でも格好の橋渡しになります。人は生涯学び続ける存在であると言われます。日本陶磁芸術学会東京藝大支部の活動に多くの方々が興味をもっていただき、創作の喜びを分かち合えることを心待ちにしております。 (担当落合)


 

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