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陶磁研究 やまぼうし会  - (旧 日本陶磁芸術学会東京藝大支部)

思索の痕跡  三上 亮 陶とドローイング

思索の痕跡  三上 亮 陶とドローイング
投稿者 : 037戸松令子 投稿日時: 2022-04-22 (31 ヒット)
会期:4月29日(金)~5月8日(日)
時間:11:00~17:00(4日水曜日休み)
会場:箱根菜の花展示室
    小田急線箱根湯本駅
    ☎046-83-8166
    http://nanohana-tenjishitsu.com/
入館料:500円(コーヒーor抹茶+お菓子付き)
在廊日:4/29.5/1.3.5.7.8

三上さんとの付き合いは長いが、今回は三上さんの希望で
初めてこういうテーマで、まとめて発表してもらうことになった。
やきものは窯で焼成するから窯が無いとできないし、窯の中
に収まらねばならない。
また、うつわは用途性をクリアしなければならない。そういう枠
を外すと、陶の世界がどれくらい広がるか、枠を外していうとこ
ろが面白いという。
メインの野焼き作品は、地面を掘って型にしてその場で800℃
ぐらいで焼き。上にまた土を重ねて焼く、と云うのを繰り返して成
形していったそうだ。口元には枠にした鉄線が、そのまま残して
ある。同じ地面で焼いていると地面とうつわの裏面がどんどん赤
く、良くなっていくらしい。使うことを考えずに作っているとうつわの
形になっていたのだという。
オブジェを作りたい、というのではなく日常だと話された。例えば
海辺を歩いていておもしろいなと石を拾う。山で粘土を見つけて
掘ってみる。葉を一枚採ってドローイングする。など。
今回初めて聞いたが、ドローイングは彼のバックにいつもあって、
同じ地平で陶をやっていることをみせたいというれる。
普通の絵の具ではなく、白など様々な綺麗な生の粘土、野焼きの
灰のグレー、油煙や松煙の黒、藍のブルーなどを使っているそう
だ。そういえば絵の具も元々は自然物だった。僕は作品でも衣服
でも自然の素材に惹かれるところが大きい。
今回三上さんの、解放された世界を楽しみたい。
もちろん魅力的な陶の作品、茶碗、ぐい吞み、片口なども並びます。
三上さんは常々、やきものの表情を大事にされている。僕は特に
茶碗が好きですが、ぐい吞みの独特なあばれや、かたぐちのきりっ
とした姿も好きです。
コロナ禍ではありますが、是非箱根に三上さんの「思索の痕跡」を
感じに来て下さい。
                           たかはしたいいち

 

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