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陶磁研究 やまぼうし会  - (旧 日本陶磁芸術学会東京藝大支部)

松下 徹展「CUTTER」

松下 徹展「CUTTER」
投稿者 : 037戸松令子 投稿日時: 2019-01-30 (39 ヒット)
会期:2019年2月1日(金) ~ 3月2日(土) 13:00 - 19:00
*日・月・火・祝日は休廊
*2月15日は休廊予定。(詳細は、HPもしくは電話にてご確認ください)
オープニングレセプション:2月1日(金)18:00 - 20:00
会場:SNOW Contemporary / 東京都港区西麻布2-13-12 早野ビル404
SNOW Contemporaryでは2019年2月1日(金)から3月2日(土)まで、松下徹による個展「CUTTER」を開催いたします。松下はアーティストとして活動するかたわら、日本のストリートカルチャーに焦点を当てた企画チーム「SIDE CORE」の中心人物としても活動しています。松下は、個人の作家としてもアーティストならではの視点やリサーチよって、ストリートカルチャーに関する各種媒体への寄稿や、レクチャー、トークショーへの参加など、その活動の範囲を広げています。

本展では、高電圧電流が残した焼け跡や、振り子の軌道で描いた曲線、絵の具のひび割れなど、様々な現象やシステムが生み出す動きの痕跡をコラージュした絵画作品の新作を展示します。これらの自動的なシステムによるペインティングは、工芸や化学実験より着想を得ており、特にフラクタル(自己相似性)を持つ形を作り出すことに松下は興味を寄せています。フラクタルは全体と部分が比例の関係を持つ図形で、時間や空間に対して固有のスケールを持ちません。有名なところではインターネットのトラフィックパターンや金融市場の価格変動は、このようなフラクタル構造を持っています。松下はその絵画制作を「観測・収集する行為」として捉え、システムの按配を微調整しながら、複数のパターンを作り出すのです。近年松下の作品は、作り出した素材をコラージュする過程が加わり、フラクタルに展開するパターンを解体したり、繋げるプロセスを通じて絵画を構成します。
松下はコラージュを「絵画制作に動画の編集のような、絵の中に時間を編集していく」作業だと捉えています。松下の絵画における編集作業とは、コラージュされる素材が多様な時間軸を持っているということだけではなく、実際にコラージュの為に切り出した素材が、また別の作品に埋め込まれていくというプロセスをも含みます。このような観測・収集・編集していくこと、いくつかの異なる行為や過程を経て制作される絵画は、独特のリズム感をもたらす幾何学的な抽象画となり、都市景観の地図のような、もしくは電気回路のような、スケールを横断するイメージをもたらします。

今回の個展では新作絵画とともに、未発表の絵画制作プロセスを撮影した映像作品も展示します。多様な視点から都市に介入する企画を多数実践してきたSIDE COREの松下徹だからこそ生まれるユニークで複眼的な絵画作品を是非ご高覧ください。
プレスリリース(pdf)はこちら

■松下徹 略歴
1984 神奈川県生まれ
2010 東京藝術大学先端芸術表現科大学院卒業

【個展】
2018 [常磐の部屋] SNOW Contemporary(東京)
2014 WRECKAGE(東京)
2013 Mural at Bondst.(東京)
2012 [Abstracted and Abandoned]island MEDIUM(東京)
2011 [Kelen]island MEDIUM(東京)
   [one million years]Red Eration gallery(香港)

 

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